2009年4月6日月曜日

大きな代償となるか

4月5日に、北朝鮮による弾道ミサイル技術の実験(衛星・ミサイル)が実施されましたね!一応、衛星は軌道に乗らなかったので失敗は失敗ですが、大陸間弾道ミサイルとして、十分?な射程距離と可能な技術があることがわかりました。

これで日本、韓国、米国、EUは確実に国連決議違反として対応するわけです。
しかしながら、中国、ロシアはいつもどおり、あまり刺激したくないようです。

国連の仕組み上、拒否権を持つ国が反対すれば何も決まらないわけで、実際に北朝鮮に対してどういう制裁がなされるか不明。しかしながら、武器輸出を指をくわえて見ているわけにもいかず、核の保持も許すわけにもいかず、どうなることでしょう。

いざ戦争となれば、抵抗できるほどの軍事力のない国でありながら、これだけ世界を相手に横暴な態度を許してしまう状況が異常です。

中国、ロシア、米国のパワーバランスであったり、思惑であったり、そういうシガラミから脱却できない以上は、この状態は抜け出せないわけで、まだまだ長続きしそうです。

それでも核兵器保有状態になってしまえば、手もつけられない状態になってしまうことは、どの国もわかっているはず。いいかげん、中国もロシアも痛みを伴った改革をしてほしいものです。

今回の行動は確実に北朝鮮の武器輸出という外貨獲得手段としては大きなもの。それに比例して大きな代償となることを期待します。。。

半日感情たっぷりで、先制攻撃が可能な国が隣にあるのは、やっぱり怖いです。
専守防衛の日本が、ミサイル防衛システムが問題なく機能するかどうかわからないままの状態というのは、万が一が起こりえるわけで。。。

あーやだやだ。

3 件のコメント:

ken さんのコメント...

ほんと、北朝鮮自滅すればいいのに。

アメリカは今不況だから、北朝鮮をテロ国家に再指定して、
戦争して儲けようって魂胆なのかもよ。

あまえび! さんのコメント...

半日感情になってる…(笑)

むかしを振り返ると、日本が占領していた
時期もあったわけだし、きっとそういう
歴史観が感情の礎になっているのでしょう。
だからといって、わがままがまかり通る
わけでは当然ないけれど。

るぴん さんのコメント...

>kenさん
現在の米国は戦争を起こせるような
世論状態じゃないので戦争は無理でしょう

イラク戦争は大義名分である、大量破壊兵器保有という事実が無かったという過ちから始まり、戦争自体は短期で終わったものの、その後のテロで米国軍兵士の死傷者数が尋常でないこと。

まずはアフガニスタンとイラクが落ち着かないことには
とても戦争は無理かと。

>あまえび!さん
ほんとだ、半日だ。(修正せず)
彼らの立場で考えれば、隣国の中国ロシアに敵対するより
共通の敵(米国、ともなって日本)に敵対感情を持つほうが
国家的には良いってのもあるでしょうしね。