2004年 沖縄旅行 6日目(9月8日)
沖縄宇宙通信所は人工衛星の追跡と管制などを行っています。人工衛星と電波のやりとりを行い、衛星の位置、姿勢、搭載機器の動作状態の確認などを行い、衛星に対し指示を送っているそうです。なお大小のパラボラアンテナが5基あります:)
場所は恩納村の国道58号線の安富祖(北)信号を曲がって山の中です。
台風の影響がまだまだあり、海にも行けず、植物園はどこもダメージが大きく、屋内施設を回るしかないかな。そんな感じで訪れたような気がします。
ちゃんとシーサーいたよ!ちょっと感動した(笑
![R9080054[3] R9080054[3]](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAGXoppmJco6zzCvz3npqnElGalwMxpkgkluhnBr-toyRLFQlpWxARpfsIMNu2Ki47GGsfOSbHo0DJ2m5MRo_EYMVutpDkCrgTdqFPTc2K2wK6DAQA-oIb0RW65VEoz_lZ0zUjTVy32Tg/?imgmax=800)
2010年でこそ衛星関連は人気もありますが、当時はそれほど盛り上がってもおらず…

それでも興味はあったので、ふむふむと見て回りました

衛星搭載用テープレコーダ
昭和56年にN-IIロケットで打ち上げられた、きく3号に搭載された4つの実験機器のうちのひとつ。もちろんかなり工夫がされており低消費電力化、高信頼化、耐環境性、小型軽量化などされています。
磁気テープでは記憶容量が少ないし、駆動系の部品は壊れやすいことを考えると相当な工夫がされているのではないかと思います。

測地実験衛星(EGS)「あじさい」
形があじさいの花のようだからのネーミングでしょうか?

1997年11月19日のSTS-87打ち上げ記念
(スペースシャトル・コロンビア)

2002年9月10日のDRTS/USERS宇宙機/H-IIAロケット3号機打ち上げ記念

現地では、つくば万博のコスモ星丸だと思っていたけど、ちょっと違うな…誰だろうこの子。

H-IIロケット~

打ち上げ当時から自分の中でいいなぁと思っていたのは、NIPPONと書いてあるところ。どうしてJAPANと使いたがるのかわかりません:P

宇宙往還技術試験機 HOPE-X
H-II Orbiting Plane-Experimentalの略。
なかなか良いデザイン~

宇宙通信所なので、実際に運用が行われている部屋も見られます。
機器の古さに驚きました。何年前の機械なんだろう。

一番大きなパラボラアンテナがこれ。人工衛星を追跡するアンテナとしては国内最大級の大きさ。直径30m、約300トンあるそうです。

遠くに見えてもそうとうなサイズなのがわかります。

沖縄観光旅行ではなかなか行く人はいないと思いますが、宇宙関連に興味のある方はどうぞ。展示方法は飾ってある系が多いので、もうちょっと見せ方に工夫がされていると良いと思います:P
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