第二次世界大戦中のドイツ空軍の軍人です。語るより、まず記事を読んで欲しい。できるなら記事全部を。でも面倒な人ように部分引用。
戦績:
- 出撃回数2530回(内、Fw190での出撃が800回ほど)
- 被撃墜回数30回
- 戦闘による負傷5回
- ソ連軍によってかけられた賞金10万ルーブル(当時のレートで換算すると、およそ5億円)
戦果:
- 戦車519輌(この数は戦車部隊一個軍団を撃滅したのに相当する)
- 装甲車・トラック800台以上
- 火砲(100mm口径以上)150門以上
- 装甲列車4両
- 戦艦1隻(マラート)(船体前半着底。マラートはこの後も砲台として戦闘に参加している)
- 嚮導駆逐艦1隻
- 駆逐艦1隻
- 上陸用舟艇70隻以上
- 航空機9機(戦闘機2、爆撃機5、その他2。9機のうち2機はIl-2であったとする資料もある)
ちろん、艦艇の撃沈記録については、彼一人の戦果ではなく協同戦果である。
戦争や兵器の知識がなくても、すごさがわかってもらえると思います。
出撃回数2530回で違和感を感じ、被撃墜回数30回って時点で理解に苦しみ、撃破戦車数519輌で異常を感じ、その他の記事を読むと伝説となります。
さらには、
しかも、戦友らの証言によれば、ルーデルは仲間たちの評価を上げる為に、自らの戦果を他人の戦果として申告させていたという。この証言に従えば、実際の戦果は公式記録より多い事になる。また彼は、負傷した際も病院からこっそり抜け出しては出撃し戦列に紛れていた為、更に戦果は多かったものと思われる[5]。
5^ 「誰が破壊したのかわからない戦車」が多過ぎた事から、ルーデルが病院を抜け出している事が発覚、軍医に怒られた、と自伝の中に著している。
考え方も、行動も、戦果もすべて理解できない。
やはり英雄というのは普通の人とは違う何かを持っているということでしょうか。
ここまでくると、ゲームの主人公的のようだ。
(撃墜されても何度でも復活し、誰よりも強い)
戦争時は、味方兵士の士気を上げるためや、敵兵士のを士気下げるために、誇張された数字や戦果を出すことは往々にしてあるわけですが、これは公式記録ということです。話半分として、半分で考えても尋常ではないわけで。
ドイツ国内ではどういう風に授業で習うのでしょうか。
2 件のコメント:
なんかほんとにウソのような話だ…。
2530回出撃って、1日で何度も出撃に
出ていたってことだよね、それも毎日…。
燃料や弾薬の関係で引き返して補給とかあるだろうから、1日に何度かってのはわかるけど、それにしてもどの数字も異常なんだよね。
休めるタイミングでも、自ら好んで戦場とか本気で理解できない。。。
コメントを投稿