突然ですが、みなさんもラジオを耳にする機会があると思います。
たいていは車の中で聴く程度かもしれません。
自分は仕事中に聴いたり、電車の中で携帯電話についているFMを聴きます。
そこで、最近思ったんです。
テレビより心地よく、聴き取り易いことに。
いつからか、テレビではバラエティー番組が増え、さらに近年ではお笑い芸人だらけになっています。
しかし、それらの多くは騒がしいだけであったり、テンションに任せた話しっぷりであったり。
でも、最近はバラエティ番組の多くが苦手になりました。
一言でいうなら、うるさいだけなんです。
知的な笑いというものが、見当たりません。
ベテラン漫才師というか、比較的高齢の漫才師の漫才や、笑点にはちゃんとありますが。
む、いつの間にか話がそれた。
何が言いたいのかというと、ラジオはテレビと違って映像がありません。
近年氾濫している字幕テロップもありません。
伝えるのは完全に音声だけ。
つまり、声を聞き取ってもらえないようでは、番組が成立しないんです。
局によって違うと思いますが、無音声が5秒程度続くと放送事故扱いです。
常にテンポ良く、それでいて聞き取りやすい必要があります。
本来、ラジオは聴取者、テレビは視聴者に伝えることが目的です。
ラジオは聴取者に対し、確実に伝えようという何かがあります。
丁寧な言葉遣いであるし、話してのテンションにかかわらず声量がそれほど変わりません。
テレビは視聴者に対し、伝えようという努力が怠慢の形で表れている気がします。
字幕なしでは聞き取れない会話もあるし、無駄に叫んだりするのもよく見ます。
字幕自体は必要です。聴覚障害のある方にも楽しめるようになるし、聞き取れなかった時に字幕があると助かります。
しかし笑いどころはココです!みたいな字幕表示は怠慢だと思います。
テレビ業界は視聴率低迷を続けています。
その原因はインターネットの普及だけではないはずです。
芸のない芸能人の多用、リメイク作品の横行、使いまわしの情報番組、同じ問題を良く目にするクイズ番組。
いろいろ考えてもダメな部分ばかりになってきました。
やはりテレビ業界は考えを改めないといけない時期だと思います。
ラジオは聴取者参加型が多いです。インターネットの動画サイトもユーザー投稿が基本です。テレビも地デジでデータリンク?だかの機能がありますが、まだまだですね。
話がまとまりません。
テレビの存在は大きいはずです。なんとかして「いろいろ」改善されますように。