2009年 沖縄旅行 4日目
宮古島の南東部にある地下ダムの資料館。
入館料は大人一般で300円也。
宮古島には河川がないので、普通のダムがありません。飲料水は湧き水が利用できますが、農業用水として利用する水にまでまわりません、それを解決するのが地下ダムというわけです。
というのも亜熱帯気候で降水量は十分ありそうですが、降った雨の50%がそのまま蒸発、40%が地下へ染み込んでしまい利用することなく海へ流れ出てしまうそうです。珊瑚礁の隆起で出来た島の地層は水を透しちゃうんですねー
地下にあるダム?水が見えないダム?地中に水をためる?でも大きな空洞の中に水をためているわけでもないと。。。
いやー資料館で勉強しないとさっぱりイメージがわかないです(笑
地味ですが、一応道路の案内でたどり着くことができたような?
田舎道を走るので、特にせかす車もいないので、のんびり探しながら行けば大丈夫だと思います。
残念ながら館内は撮影禁止だったので写真がありません。
blogの写真は、資料館のそばにある施設で我慢してください(汗
ここは福里地下ダム、ほかにも砂川地下ダムがあります
ここでは水質、水位などを調べているようです。
そもそも、ダムとして水が見えているのはここだけなんです。
中央の橋の下に水がありますが、それをさえぎっている左側の壁が、地下深くまで埋められていて、地下で水をせき止めているという構造
なんとも文字では説明がしがたい(笑
ちょっと写真が小さいですが、一応載せておきます。
地下ダムに興味あるかたは宮古土地改良区というサイトがわかりやすいと思います
世界的にみても多くない地下ダム(地形的な条件があるため)
そもそも不思議な地下ダム
興味がない人も多いと思いますが、自分は勉強になって面白かったです。地味ですがおすすめかも。
いやー、これ考えた人、可能にする工法を考えた人すごいなぁ。
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2 件のコメント:
こういう施設は川のない宮古島でしか
見ることができないから、ここはぜひとも
行きたかったんだよ。地下に水を
ためちゃおうという発想がすばらしいなあ。
ふつうはどうやって水を地下に
通さないかを考えちゃうし…。
そうですねー
実際、スプリンクラーでバンバン水まいてたのを見れたし、公共工事の本当のありがたい部分ですねー
本当に良い勉強になった
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